お知らせ
申告期の挨拶 ~ 消費税の確定申告を終わって ~
陽春の候、会員の皆様には、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、去る3月15日に所得税の、4月2日には消費税の確定申告が終了しました。本年は、申 告期の混雑を解消するため、委員会等で指導計画等を十分にご検討いただき、指導日の2日間の増加や指導員の増員等を図り主に指導予約期間の拡充を図りまし た。その結果、概ね前年度より待ち時間は短縮されたものの、事務局の狭隘等のため、会員皆様に多々ご不便をお掛けしたこともあったかと存じます。何卒ご容 赦の程お願い申し上げます。
ところで、今回の指導状況の概要は下記の通りですが、所得税指導では来所者、は前年並みでし たが、指導件数は過去最高の3,386件、申告書提出件数は昨年度を204件上回る3,159件となりました。一方、複式簿記による65万円の青色申告特 別控除適用者は1,034件で昨年を235件上回る結果となりました。これは、新たに複式簿記に挑戦し習得された方が大勢居られた証です。これら皆様のご 努力に敬意を表する次第です。
また、消費税指導は申告指導期間である3月30日まで実施し、指導件数は 514件でした。今回は、制度改正後2回目の消費税申告期となりました が、3月15日迄に消費税の申告を終られた会員さんは304件でこれは全体の59.1%にあたり、消費税の仕組み理解が会員諸氏に定着してきた結果といえ ます。尚、今回も昨年に引き続き3月19日以降の消費税申告指導については、東京税理士会杉並支部の先生方のご協力を頂き、申告書のチェックをして頂きま した。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
一方、この期間税務署内において実施致しました「青色(申告説明)コーナー」では、375名の新規青色申請者が生まれ、新たな会員仲間も315名迎えるこ とができました。これも偏に、ご多忙の中、ご協力いただいた役員皆様のご協力の賜物と厚く感謝申し上げる次第です。
ところで、本年度総会では、予てよりお知らせいたしております「代議員制度の導入」を予定し ております。これは、社団法人として円滑な運営を行う上で必要不可欠なものと考えております。また本年は「定款」の変更を伴うものでスケジュール等につき ましては追ってお知らせしてまいりますので何卒御協力お願い申し上げます。
最後に本年度も、わが申告会が、会員皆様の要望に応えると共に、地域社会発展のお役に立てるよう努力してまいる所存ですので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成19年4月
社団法人 杉並青色申告会
会長 高橋 新一郎