よくある質問

敷金をもらっているのですが、収入にしなくてもいいですか?

返還する敷金に関しては収入としなくて結構です。しかし、返還しなくても良い敷金に関しては収入としなくてはなりません。契約により収入にする時期が異なりますので注意して下さい。

不動産貸付でも青色専従者給与を支給することができますか?

できます。ただし、事業的規模であることが条件となります。

会社に勤めながら1部屋だけ貸しているのですが、確定申告する必要がありますか?

たとえ1部屋だけでも収入があれば申告する必要があります。また、不動産所得だけを申告するのではなく給与収入とあわせて申告します。

共益費は収入になりますか?

収入になります。また、それにかかる費用は経費となります。

不動産所得とは何ですか?

アパートやマンション、戸建て、駐車場等を貸し、賃料を受け取ることにより生じた所得。賃貸する部屋が1部屋でも所得になるので申告が必要となります。共有持ち分の時も持分通り申告します。

不動産を新たに購入しました。すべて減価償却の対象となりますか?

登記費用・不動産取得税・固定資産税・借入に関する手数料は必要経費になります。

仲介手数料は土地と建物に按分して取得費に含めます。

アルバイトを行い、事業用通帳に給与の振込がありました。記帳の必要はありますか?

預金出納帳と通帳の残高が一致しなくなるので必ず、記帳を行ってください。勘定科目は「事業主借」です。

普通預金 200,000 / 事業主借 200,000

新型コロナウイルス感染症等の影響により、いろいろな給付金や助成金を受け取りましたがどのように記帳すればよいですか?

「雑収入」で記帳してください。申告時の取扱いは所得税については課税所得、消費税については非課税所得になります。

普通預金 1,000,000 / 雑収入 1,000,000

主な給付金・助成金
  • 一時支援金
  • 月次支援金
  • 東京都月次支援給付金
  • 感染拡大防止協力金
  • 雇用調整助成金
  • 持続化給付金(但し、給与所得者の場合は「雑所得」となります。)
  • 家賃支援給付金
預金の利息はどのように記帳すればよいですか?

「事業主借」で記帳してください。

普通預金 100 / 事業主借 100

現金出納帳の残高がマイナスになりました。どうすればよいですか?

事業主が個人用の現金から借りて事業用の現金を増やします。勘定科目は「事業主借」です。

現金 100,000 / 事業主借 100,000

個人事業主は事業用と個人的な現金の区分が難しいこともあるかと思いますが本来、現金出納帳の預金残高と実際の事業用の現金残高を突き合わせることが大切です。そのためにも事業用と個人用の現金を区分し、その入出金を現金出納帳に記帳しましょう。