よくある質問
不動産所得
- 不動産所得とは何ですか?
アパートやマンション、戸建て、駐車場等を貸し、賃料を受け取ることにより生じた所得。賃貸する部屋が1部屋でも所得になるので申告が必要となります。共有持ち分の時も持分通り申告します。
- 会社に勤めながら1部屋だけ貸しているのですが、確定申告する必要がありますか?
たとえ1部屋だけでも収入があれば申告する必要があります。また、不動産所得だけを申告するのではなく給与収入とあわせて申告します。
- 敷金をもらっているのですが、収入にしなくてもいいですか?
返還する敷金に関しては収入としなくて結構です。しかし、返還しなくても良い敷金に関しては収入としなくてはなりません。契約により収入にする時期が異なりますので注意して下さい。
- 事業的規模ってなんですか?
部屋の貸付であれば10室以上、家の貸付であれば5棟以上の貸付があれば事業的規模となります。
- 不動産貸付でも青色専従者給与を支給することができますか?
できます。ただし、事業的規模であることが条件となります。
- 不動産貸付でも65万円の特別控除を受けることができますか?
はい。できます。ただし事業的規模であることが条件となります。
- アパートの修理したのですが、一括で経費に入れてかまわないですか?
その修理が資本的支出かどうかで経費にするか、減価償却になるか分かれます。
- 共益費は収入になりますか?
収入になります。また、それにかかる費用は経費となります。
- 返還した敷金を経費にすることができますか?
敷金は預かったときに収入にしていませんので、返還した時も経費にできません。
- 妻と共有名義の建物を貸しているのですが、確定申告は私1人が代表しておこなっていいですか?
共有名義の場合、その名義人がその持分に応じて申告することになります。
- 不動産を新たに購入しました。すべて減価償却の対象となりますか?
登記費用・不動産取得税・固定資産税・借入に関する手数料は必要経費になります。
仲介手数料は土地と建物に按分して取得費に含めます。